どうやって菌糸ビンに幼虫を入れたらいいの?
1つの菌糸ビンに何頭の幼虫を入れたらいいの?
分からない人は見てみて!!
産卵セット割り出しで採れた幼虫を菌糸ビンに穴を開けて入れていきましょう。割り出し時に幼虫が出てきた周辺の食べカスも一緒に入れてあげると、バクテリアも入り、新しい環境に対応しやすいと言われています。
投入手順
1,菌糸ビンの蓋を開けて準備しましょう。
2,小さなスコップ、スプーンを使って幼虫より大きな穴を開けましょう。
3,幼虫を投入しましょう。(幼虫を潰さない様にスプーン等を使用し優しく扱いましょう)
3,完成。幼虫が元々入っていたマットを少し入れてあげましょう。マットにいるバクテリアも入り、新しい環境に馴染みやすくなると言われています。
1つの菌糸ビンに幼虫は何頭まで?
基本的には1つの菌糸ビンの中に入れる幼虫は1頭です。
1つの菌糸ビンの中で何頭かの幼虫を飼育する事は出来ますが、デメリットの方が多いです。
①栄養のある菌糸を何頭かの幼虫で取り合いになるので1頭の幼虫に対する栄養が少なくなり、小さい個体が羽化するリスクが高くなります。
②幼虫同士が傷つけ合い、傷ついた所から菌が入り、星(死)になります。
③菌糸ビンの小さな空間の中で蛹室を作るのは容易ではなく、蛹室が崩れて羽化不全になる確率が増します。
まとめ
菌糸ビンの投入時期は幼虫から成虫までを菌糸ビンで管理を行います。初令から菌糸ビンに投入すれば大きく育てるには効果的ですが、一方では初令で菌糸ビンに投入すれば菌に負けて死んでしまうリスクも高くなるので注意が必要になります。
また、1つの菌糸ビンに対して1頭の幼虫を入れて管理する事をおすすめします。
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