産卵セット組み方 (オオクワガタ)
私の場合はクリアスライダー(大)を使用します。基本的にオオクワガタは材に卵を産むので発酵マットの役目は産卵材から落ちた幼虫を保護する為のものです。
クリアスライダーに加水した発酵マットを5センチ程度敷き、手で押さえてから植菌産卵材か産卵材の皮を剥いた物を置きます。(植菌材は皮を剥くとそのまま使用出来ますが産卵材は加水が必要になります。)その上から発酵マットを被せエサ、止まり木(必要であれば)、ペアリングしたメスを入れて産卵セットが完成です。
産卵セットを組んでからエサ交換は必要ですが、1か月ほど、そっとしてあげるとよいでしょう。
必要なもの
産卵セットを組む上で必要な物は
①飼育ケース (クリアスライダー大)
②発酵マット
③産卵材 (ナラ・クヌギ)
④エサ
⑤止まり木 (なくても大丈夫です)
産卵材の加水準備
1,私のやり方は産卵セットを組みたいだけの産卵材が入る容器を準備し2時間程度水の中に沈め、材が浮き上がってこない様に重しをしましょう(クリアスライダーの蓋を閉めて産卵材が浮かない様にしてもイイでしょう)
2,2時間程度加水した産卵材を1日程度陰干しし、皮を剥きます。(皮の下のオレンジの部分を取り除きましょう)
マットの加水準備
1,少し大きめの容器に発酵マットを入れ、水を少しずつ入れて、よくかき混ぜます。
2,水を入れ過ぎるとベチャ×2になるので注意し、手で握って少し固まる程度でいいでしょう。
飼育容器へのセティング
1,加水したマットを飼育容器の中に5センチ程度入れ、手で固めます。
2,固めたマットの上に、加水し皮を剥いた産卵材を置きます。
3、産卵材の上からマットを被せ、軽く押さえて、材の7割程度埋まるくらいマットを入れます。(産卵材を隠さなくてもいいのですが、隠さなかったらカビの発生が多いので、被せるのをオススメします)
4,エサ、止まり木(必要であれば)を入れます。産卵材の皮を剥いた皮でもイイでしょう。
5,ペアリングしたメスを投入し、フタを閉めて完成です。
最後に
私は産卵セットを組んでから1か月程、放置します。(エサは替えますが・・・。)
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