誰もが憧れる昆虫の王様のオオクワガタを大きく育てたい!!と思う人は沢山いるでしょう!20年程前では80ミリを越えれば1000万!!?と言っていた時代もありました。近年では1000万と言う値段は付くことはありませんが、オオクワガタのサイズは90ミリを超える時代になっています。誰でも90ミリが出せると言う事はないですが、知識を付けて飼育をすれば90ミリ近くの個体を作出する事が出来る時代が来ています。オオクワガタの飼育で大型個体を作出する為には、色々な方法があります。
大型血統を種親に使う!
温度管理をし幼虫を管理する!!
菌糸ビンを使用する!!!
この中でも今回は菌糸ビンの使い方を少し工夫し使用する事で、大型で羽化出来る可能性が高くなります。
菌糸ビンに投入するタイミング
菌糸ビンは菌糸が回りきった真っ白になったものを使用しましょう。
菌糸ビンをショップで購入した時は菌糸が回りきっていないまだら模様のものが多いでしょう。保管の状態にもよりますが1~2か月経った状態の菌糸ビンを使用する事をおすすめします。
真っ白になった菌糸ビンは容器内のオガが菌糸によって分解されグルコースが大量に精製された状態になっており、幼虫を大きく成長させるのには、オガが分解されたグルコースという糖分が大量に発生させると良いでしょう。
幼虫を大きく成長させるのに必要な栄養素になります。
なので、菌糸ビンを購入する際は、菌糸ビンを交換する事を考慮し購入する事をおすすめします。
菌糸ビン内に酸素を多く取り込む方法
幼虫投入穴を大きく開けよう
菌糸ビンに幼虫を投入する時は、幼虫を投入する穴を大きめに開けましょう。大きな穴を開けると言う事は通気性をよくする為です。通気性を良くするのは、菌糸ビン内に沢山の酸素を取込む事で、グルコースが大量に発生するでしょう。菌糸ビンは容器内の菌糸も生き物なので、空気の取り組みが悪いと菌糸と幼虫で酸素を取り合いになるので菌糸、幼虫の成長が遅くなる事があるでしょう。また最悪の場合は幼虫が★になってしまう事もあります。なので幼虫の投入穴を大きめに開けて幼虫を投入するといいでしょう。
幼虫投入穴以外に穴を開けよう
幼虫投入穴に掛からない所に割り箸等で4か所ほど穴を開けましょう。上記、同様で菌糸に少しでも酸素を取込める様にする為です。
菌糸ビンの蓋にも工夫しよう
菌糸ビンの蓋をティッシュやキッチンペーパーなどで蓋をしましょう。普通に蓋をするより酸素の供給量が増えて菌糸、幼虫へ酸素が行き届き、幼虫の成長に繋がります。
この状態で2週間程、飼育をします。
なぜかと言うと菌糸に幼虫を投入穴を開けたので菌糸が分断されているので再生する為に、大量の酸素が必要になるので、普通の菌糸ビンの蓋よりおすすめです。
幼虫投入方法
幼虫の投入穴を大きめに開け、交換前に使用していたマット(菌糸マット)をスプーンですくい入れてから幼虫を投入し交換前に使用していたマットで幼虫が隠れるくらい被せて完成です。
まとめ
人間が生活するのに酸素が必要なので、菌糸も幼虫も同様です。
通気性を良くしてあげる対策を考えて飼育を楽しみましょう。
コメント