菌糸ビンにどんな種類があるの?
オオクワガタにはどの菌糸がイイの?
菌糸ビンのサイズは??
昆虫ショップやインターネットで菌糸ビンを購入を考えていて、オオクワガタ飼育する上でどの菌糸を使えばいいの?サイズはどれがイイの?と思っている人は多いでしょう!!
菌糸ビンを使うメリットは?
クワガタの大型個体を作出に必需品と言われています。菌糸ビンには一般的にヒラタケ、カワラタケが用いられ、クヌギ、ナラ等のオガが菌糸によって分解されることで、クワガタの幼虫が吸収しやすくなり、成長が良くなります。
クワガタの幼虫とキノコを同時に扱うので管理には注意が必要となりますが、菌糸ビンは大型個体が作出できるだけでなく、成長のスピードが速くなるメリットがあります。
クワガタ飼育される方は、菌糸ビンの使用をおすすめします。
菌糸ビンって何なの??
自然界では、クワガタの幼虫は朽木の中で成長します。朽木は木材腐朽菌によって分解され、クワガタの幼虫が育つ環境を作り出します。木材腐朽菌は、木材に含まれるリグニンを分解する唯一の生物であり、その働きが重要です。 菌糸ビンは、この自然を再現したものでしょう。このビンには、オガコと呼ばれる特定のキノコの菌が植え付けられており、オガコの成分がキノコの菌糸によって分解されます。そして、この環境で育てられたクワガタの幼虫は、菌糸ビン内の環境で容易に消化吸収できるため、成長が促進され、大型の個体を育てるのに非常に適しています。 この方法を使えば、クワガタの飼育が効率的で、健康に成長することができます。自然界を再現する菌糸ビンは、クワガタ飼育者にとって必要な物です。
菌糸ビンの種類
クワガタ飼育の菌糸ビンの種類にはオオヒラタケ・ヒラタケ・カワラタケ・シワタケが用いられる事が多いです。
クワガタによって菌糸ビンを使い分ける必要があります。
育てるクワガタで菌糸ビンの種類を知ろう!!
オオクワガタ・グランディス系
オオヒラタケ
ヒラタケ
アンタエウス・シェンクリン系
オオヒラタケ
ヒラタケ
シワタケ
ヒラタクワガタ
オオヒラタケ
ヒラタケ
シワタケ
ノコギリ・シカ・フタマタ系
オオヒラタケ
ヒラタケ
シワタケ
カワラタケ
ニジイロクワガタ
オオヒラタケ
ヒラタケ
シワタケ
カワラタケ
容器・容量を選ぶ
菌糸ビンはクワガタの幼虫の成長に合わせて選びましょう。
クワガタが成虫になるまでに約1年程掛かります。3ヵ月に1度交換するするのが一般的です。
プリンカップ
割出し直後の初令幼虫にプリンカップを使用しましょう。2か月程で幼虫が少し大きくなりオス・メスの判断が出来る様になります。
800cc
初令~2齢幼虫・羽化予想70mm未満の個体・大型血統のメスに最適!!
1400cc
羽化予想70mm以上のオスの幼虫に最適!!
2300cc
羽化予想90mm以上の個体に最適!!
まとめ
産卵セットの割出しで採取した幼虫は出来るだけ早く菌糸ビンに投入をおすすめします。
早く投入する事で大型個体に成長するでしょう。
ですが初令幼虫で菌糸ビンに入れると幼虫が菌に巻かれて死んでしまう事もあるので注意は必要になります。
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